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<<   作成日時 : 2006/06/25 16:41   >>

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栃木県藤岡のあき津亭は農家なんだけど、うどん屋さんだったりオーガニックカフェだったりチョット説明できない存在です。私も何度か行っていますし、毎月野菜も送っていただいているのですが、熱心な有機栽培農家と言う程度しかわかっていませんでした。

そこの当主町田武士さんが「やまずめぐる」という本を出しました。本書には、若い頃自然農法の実践者だった福岡正信さんにあこがれて、愛媛の農場に修行に行ったことや、そこから栃木まで歩いて帰ってきたことなど、いろんなエピソードが描かれています。

また、環境のことが大きな問題になる前から、自然農法の実践と啓発を続けてきたこと、渡良瀬遊水池の自然を守るために尽力してきたことなど、一貫した生き方を続けてきた方だったことを知ることが出来ました。

5年前、和綿の70株ぐらいの苗の植え付けのときがあき津亭を訪れた最初でした。あのときの種から、今年は一反歩のわた畑に広がっています。そしてこの収穫わたから、初の「和棉Tシャツ」を作るプロジェクトが進んでいます。

「しあわせのコットンボール」というプロジェクトも、わた摘みを体験した人たちがふわふわのコットンボールをつまむ姿がとても幸せそうに映ったことから、町田さんが命名されたものだとわかりました。それはわたと人との深いつながりが育んできた暮らしの中の手作りの楽しさや喜びを、もう一度思い起こそうという流れになって広がっています。

いまあき津では、新しい工房が作られています。ここは地域の自然を守る「渡良瀬エコビレッジ」の拠点となることになっています。また、わたにまつわる繰り器、綿打ち弓、糸紡ぎ器、織器、染色など一連の工法の体験、発表の場として、モノづくりの伝統や文化の再現の場としても多くの人たちの集まる場になりそうです。

「土に還る」人間が見失ってはならないものを、町田さんはこの本「やまずめぐる」で語っています。私どもも都心の木場公園でこの「江東プロジェクト」を続けています。土から生まれたくらしの中の文化や伝統を伝え続けていくことが「しあわせのコットンボール」のこころだと思っています。

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イオルとニスクの日記
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